本日2019年7月31日を持って、株式会社リクルートマーケティングパートナーズという会社を卒業しました。6月21日に最終出社を迎えて、退職エントリーを書きます。
元々自分の会社を経営しながら(アルバイトには内緒にしていた)リクルートを副業にしていました。本職は社長です。
前職を退職し、縁あってリクルートに中途入社をしました。しかし今回退職をし、新たな道へ進みます。
なぜリクルートに就職したのか
リクルートに入るまでは、Webディレクター(今で言うPM)として仕事をしていました。プラットフォームをグロースさせていく中で、色々と経験を積んでいくことができました。
当時転職活動をしていたわけではありませんでしたが、きっかけはリクルートに転職した元上司とゴルフの打ちっぱなしに行った事でした。
「自分の能力」×「会社の環境」×「サービスの時流」という掛け算で自分とサービスが成長できる企業が良いという所がフィットした結果、良いオファーを頂き転職を決断しました。
「自分の能力」は、PMとして一つの事業を全て見れる事。「会社の環境」は、基本的な考え方が優秀な人と一緒に働ける。「サービスの時流」は、これから市場が伸びていくサービスであること。
当時成長に対する飢餓みたいな思いがあり、自分のフェーズにあった企業・サービスに身を置きたいと思いリクルートへの転職を決めました。
リクルートで何をしていたのか
担当していた領域は「結婚」その中でも、結婚に至るまでの「出会い」に寄り添った『ゼクシィ縁結び』というマッチングアプリにてプロダクトマネージャーとして2年半仕事をしました。
そのゼクシィ縁結びは、競合がひしめき合う殺伐とした環境に後発として登場したサービスでした。
そのゼクシィ縁結びの中では…
- サービスのロードマップ作成、課題解決のための企画立案、成長戦略の立案
- 事業の3カ年計画の策定、及び各種KPIの策定
- 各種KPI向上のための、新しいサービス
- 機能の開発 ・開発予算数億円分の開発ディレクション
- SEO対策、コンテンツマーケティング、ROAS導入
- 1億円弱の開発案件ディレクション
- Webサービスのアプリ化
- CS対応まで…
企画に関しては、割とヒットメーカーな成績を叩き出せたんではないでしょうか?世に出ていない企画を大量に考えてはいましたが、それでも3,4割くらいの割合で企画したものが成功するような結果は出せましたし、それによって会社からも評価していただくことができました。
リクルートで働きたい人向けに
リクルートに入るなら新卒で入るべき。
同期が100人いる環境って本当に素晴らしいな、と傍から見てて思いました。それらが今後のビジネスマンの人生に大きく良い影響をもたらします。
よく言われることですがリクルートに長年在籍している人は変わっている人であると。それはリクルートは圧倒的な当事者意識でコトに向き合い、大きく成長しては退職していく文化です。それは新卒も然り。
しかし優秀な同期が多いため、起業して結果を出したり、ベンチャーのCxOになったりと素晴らしい同期とともに今後のビジネスをしていくことができます。
このネットワーク効果は素晴らしいし、羨ましいなと思うわけです。
これらが中途で得られないかというと、そうではありません。しかし濃淡の問題で濃い関係性を築くには同期という状況が良いんですよね。
また営業優遇説はあります。
営業の方が年収も上がりやすいし、辞める人も多いからポジションが空いてマネージャーとかにすぐなれます。
逆にIT人材は不遇でした。
不遇というのは成果が認められないというわけではありません。結果を出せば評価されます。しかし、相対的に営業より損をしている事を感じてしまいます。
リクルートを辞めてどうするの?
タイトルにもある通り株式会社mgramのCEOに就任します。実は7月1日から既に働いていました。
上記の「超精密性格診断エムグラム」というサービスを展開している会社です。SNSでたまにシェアしている人を見たり、2年前くらいにバズったときにやっていただいた方もいるのではないでしょうか?
超少数精鋭で運営を行っていたのですが、この度会社を拡大させるに当たって私が就任することで大きく事業成長に貢献しようと動いてます。
エムグラムは未来がかなり描ける事業です。既に全世界で800万人の登録がされています。
戦略としてどのような世界を創り上げていくかは、まだ未定です。カスタマーの性格情報を大量に保持している唯一無二の企業です。
エムグラムは下記のような可能性を秘めている企業です。
- 採用時に企業との不一致を無くすための適性検査、採用後のチームビルディング領域への展開(HR Tech)
- 恋人・家族等の小さい組織への介在によって、離婚率・家庭内暴力の削減
- 価値観に合った出会いの提供(恋活婚活領域)
- 占いに近い、性格診断コンテンツを拡充する展開(メディア)
- 性格情報を活用した広告領域への展開(ネット広告)
- 性格情報を信用情報スコアとして用いて評価経済へ展開(評価経済)
これらは一部であり、これらのキーワード見たらやれることたくさんあって面白そうじゃないですか?
エムグラムはそれだけ可能性を秘めたプロダクトです。
プロダクトもそうですが、組織としても小さい段階から大きくする過程にやりがいや面白みを感じていただける人をぜひ求めています。
激募しているのはWebアプリケーションエンジニアですが、仕事の役割とか自分で創り出していくような人であれば、採用枠なくても連絡してきてください。
一緒に面白いことして、世界変えていきましょう!